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長距離輸送汚染物質の割合

 酸性雨の原因物質は、工場などの人為発生源や火山などの自然発生源から排出されるSO2やNO2などです。これらの成分は降水中の非海塩由来硫酸イオン及び硝酸イオンとして観測されます。図は日本国内に沈着するこれら成分の人為発生源地域及び国内火山の割合の変動傾向と環境省による酸性雨調査結果を示したものです。  

 日本の降水中非海塩由来硫酸イオンは中国、国内及び火山からそれぞれ約30%及び韓国から約10%(1990年)と見積もられ、これらの発生源の変動による推定結果と実際の調査結果は共に減少傾向を示していますが、近年は中国の割合が増加しています。一方、硝酸イオンの場合は、日本国内から約75%、中国から約15%及び韓国から10% (1990年)と見積もられ、推定結果は実際の調査結果よりやや大きくなっていますが、共に微増傾向を示しています。

 なお、2000年以降に非海塩由来硫酸イオンが推定値を大きく超えているのは、三宅島噴火の影響(モデルには含まれていない)によるものと考えられています。

非海塩由来硫酸イオン及び硝酸イオン沈着量とその原因物質の発生地域の割合

日本、中国、韓国における主なSO2及びNOX排出量の変動

▲酸性雨へ

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