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硫黄酸化物(SO2

硫黄酸化物は主に化石燃料の燃焼によって発生します。その排出量は化石燃料中の硫黄分によって決まります。工場や発電所で用いられる石炭や重油は硫黄分を多く含んでおり、これら固定発生源が大きな排出量を示していますが、化石燃料及び排ガス中の脱硫により、大気中のSO2濃度は昭和40年代から大きく減少し、現在は極めて低くなっています。さらに近年は、軽油中の硫黄分の規制が進み、右図のように90年以降はさらに自動車排ガス測定局及び一般大気測定局のSO2濃度は減少しました(環境省環境白書:http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/による)。またSO2は酸化されエアロゾルの硫酸や硫酸塩となり、長距離を輸送されることから酸性雨の原因物質としても有名です。近隣の中国や韓国のSO2発生量は1990年代初めまでは急速に増加してましたが、近年は横ばいかやや減少していると考えられています。一方、SO2は火山からも排出され、わが国で最も排出量が多いと考えられていた桜島からは国内の人為発生源に相当する量と見積もられています。また三宅島の2000年の噴火により、しばしば高濃度のSO2が観測されました。北海道においてもその影響(SO2→硫酸→降水中の硫酸イオン)が観測されています(野口ら、2002)。なお、SO2は酸化されエアロゾルの硫酸や硫酸塩となり、酸性雨の原因物質のひとつです。

 北海道で行っている調査研究 

a.自動測定 

b.拡散デニューダ、フィルターパック及びパッシブサンプラーによる調査

c.水溶性イオン 

d.湿性沈着(酸性雨)

全国のSO2濃度のトレンド

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